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ホームページ開設の手引き


 9.ホームページの更新はなるべく定期的に行う

 ホームページで一番重要なのはコンテンツですが、ホームページの更新頻度もアクセス数に影響します。めったに更新されないサイトより、更新頻度の多いサイトの方が飽きないし、魅力が増します。また、アクセス数をふやすために更新頻度を多くする、という考え方もあります。

 通常は、アクセスカウンターによりサイトへのアクセス数をチェックしたり、アクセス解析サービスを利用して自社ホームページへのアクセス数・アクセスログ等を分析したりします。また、アクセス解析サービスを、アクセス数を増やすための戦略を立てるために利用することも可能です。筆者も自分のホームページのなかで、アクセス解析サービスを利用しています。

 更新頻度をみると、たとえばニュース性の高い情報は、リアルタイムもしくは日替わりで提供する必要が生じます。

 検索サービスや通信販売などのサイトは、つねに新しい情報を取り入れ、いろいろ飽きない工夫をこらしています。

 いわゆる「ポータルサイト」(WWW ワールドワイドウェブの旅の玄関としてのウェブサイト)では、最新情報をたえずカバーするような配慮がなされています。たとえば、Yahoo! JAPANインフォシークライブドアnikkei BPnet など。

 とはいえ、更新をどの程度の周期で行うかは、会社の業務内容や方針によります。どの会社でも頻繁に更新作業ができるわけではありません。

 一つの考え方としては、週1回更新のように、定期的に更新することです。週1回更新というと、それほど作業量は多くないようにみえますが、訪問客が飽きないような更新内容を心がけるとすると、アイデアをまとめる時間も含めて、かなりの作業量になります。そのあたりをうまく進めるには、HPチームのチームワークが必要です。

 少なくとも週1回定期的な更新が行われれば、訪問客もまた遊びにきてくれる可能性があります。これがリピート客となり、そのなかには見込み顧客も含まれます。

 更新まで含めすべて外注で済ますこともできますが、最終的なチェックには、社内の担当者がどうしても必要になります。したがって、ウェブマスターを中心に、社内でホームページ制作・管理のできる人材を養成し確保する必要があります。

 これに対し最近は、ホームページと連動させてメールマガジンを発行する例が増えています。メールマガジンを販売促進、マーケティング・ツールとして活用するわけですが、その発行頻度は、週刊、隔週刊あるいは日刊などいろいろで、内容も多岐にわたっています。
 メールマガジンからブームが湧き起こるケースもときおり見かけます。


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