目次 【はじめに】 【1】 【2】 【3】 【4】 【5】(このページ) 【6】 【7】 【8】 【9】 【まとめ・参考文献】
ホームページ開設の手引き

 5.ウェブサイトのディレクトリ構造を決める

 ウェブサイトのディレクトリ(もしくはフォルダ)の階層構造は、最初にコンテンツを決める段階で、明確にしておきます。

 まず、トップページ(通常は、index.html ファイル)を一番上位のディレクトリ、すなわちトップ・ディレクトリにおき、そこから各々のコンテンツに対応するHTML文書ファイルにリンクを張ります。

 たとえば筆者のホームページ「夜明けのボストンバッグ」の場合、

   http://horiba.g2.xrea.com/

にアクセスすると、トップ・ディレクトリに含まれる“index.html”ファイルが最初に表示されます。

 トップ・ディレクトリの下に、この“index.html”および目次ファイルのほか、“poetry”、“pc”、“diary”、“image”、“sound”、“style”などのディレクトリを配置しています。
 画像ファイル(GIFおよびJPEGファイル)は“image”ディレクトリに、音声ファイル(WAVファイル等)は“sound”ディレクトリに、スタイルシートの定義ファイルは“style”に集めています。
 その他のディレクトリには主としてHTML文書ファイルを入れています。

 このディレクトリの階層構造、いいかえれば「ツリー構造」をどのように設定するかが、キーポイントとなります。

 ツリー構造の設定は、ホームページの構成、コンテンツ、容量(ページ数)などに依存します。「夜明けのボストンバッグ」ホームページでは、トップ・ディレクトリとサブ・ディレクトリから成る、2段階のツリー構造を採用しています。

 このツリー構造の階層が、3段階、4段階、……と、もっと多くなっている例もよく見かけます。たとえばマイクロソフトのサイトは、収録ページ数が非常に多く、ツリー構造も多階層で複雑になっています。また、ウェブサイトのツリー構造を、サイトマップ(サイト案内)のような形で、閲覧者(訪問客)にわかりやすく表示している例もしばしば見かけます。

 ツリー構造、並びに、ディレクトリおよびファイルの名称をどのようにするかは、コンテンツの項目、構成、内容を考慮して決定します。

 ツリー構造は、ホームページの任意のHTML文書から他のHTML文書や画像ファイルにリンクを張る場合など、あとあとまで影響しますので、最初の段階できちんと決めておきましょう。


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