人生をデッサンしよう。 

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まえおき
ミニ写真集
高校セミナー「進路を考える講座」(1998年7月4日)資料
 (2007/11/11更新)


まえおき

 名鉄本線矢作橋(やはぎばし)駅から徒歩15分くらいのところ、岡崎市東部を北から南へ流れる矢作川(やはぎがわ)沿いに、岡崎城西高等学校があります。矢作川の堤に立つと、その校舎屋上にある銀色の天体ドームが夏の日差しにきらきらと輝いて見えます。

 → 岡崎城西高等学校の公式ホームページ

 この岡崎城西高校で、1998年7月4日(土)に在校生を対象とした土曜セミナーが開催されました。

 当日は「進路を考える講座」と称して、さまざまな業種・職種の30名近くの社会人講師がそれぞれ半日の講座を担当し、ぼくもその仲間に加えてもらいました。このような機会を作っていただいた岡崎城西高校の先生方に心から感謝しています。

 さて、ぼくの担当した講座は「進路を迷う君に」というものでした。

 ここに掲載した「人生をデッサンしよう。」は、セミナー資料として生徒に配布したものを元にしています。このホームページに収録するにあたり、一部修正しました。
 (注: 土曜セミナー資料の表題は「人生をデッサンする──21世紀へ向かって」でしたが、ここでは「人生をデッサンしよう。」に変更しました。)

 ぼくが名古屋の高校(旭丘高校)へ通っていたのは1965年から1968年にかけてですが、その頃は将来の自分の人生について、あまり深く考えませんでした。

 いま反省とともに十代の頃を振り返って感じるのは、中・高校生の頃から自分が将来何になりたいか、どのような人生を送りたいか、思い巡らす習慣をつけておくと、社会に出て、ひとり立ちしてから役に立つということです。

 セミナーは岡崎市の高校生を対象としたものですが、この「人生をデッサンしよう。」の内容自体は、岡崎市に限らず、どの地域でも通用するはずです。

 このホームページを訪れてくれた読者のみなさんが、自分の人生を考え、進路を決める上で何らかの参考になればうれしいです。(堀場康一 記)


ミニ写真集 ─ 学校周辺の風景
名鉄本線 矢作橋駅 岡崎城西高校 全景 岡崎城西高校正門にて 矢作川の眺め
名鉄・矢作橋駅 岡崎城西高校全景 岡崎城西高校正門にて 矢作川の眺め


高校セミナー「進路を考える講座」資料

人生をデッサンしよう。
目次
 1.わたしたちの生活
 2.身近なことと視野の広がり
 3.人生のデッサン
 4.卒業後の進路
 5.学問について
 6.職業について
 7.暮らしのヒント
 補注


1.わたしたちの生活

◇人間は、おのおの社会に置かれていて、外部に開かれた存在である。

 ⇒ 一人だけで生きることはほとんど不可能。

 ⇒ 何らかの形で他人と接触し、関わり合いながら、毎日生活して
   いる。


        表1 わたしたちの生活の広がり
 ───────┬──────────────────────
        | 親子、兄弟姉妹、夫婦、恋人、
  人間関係の | 友人、仲間、同僚
   広がり  | 先生、師匠、先輩、後輩、
        | 上司、部下、親方、弟子、その他 
 ───────┼──────────────────────
        |・個人史(自分史)、家族の歴史、先祖─子孫
 歴史的・時間的|・学校の歴史、村・町・都市の歴史、国の歴史
   広がり  |・日本の歴史、隣国の歴史、世界の歴史
        |・過去→現在→未来への文化の継承 
 ───────┼──────────────────────
        |・自分の住んでいるところ、生活範囲、故郷
        | →日本全体(北海道、本州、四国、九州、
        |       沖縄、小笠原、……)
        | →人種・国境を越えて、
        |  外国=異国との出会い
 地理的・空間的|
   広がり  |・外国と日本との比較 ⇒ 日本の再発見
        |
        |・人間をとりまく自然・環境、
        | 人間と動物と植物
        |
        |・地球、惑星、銀河系宇宙 
 ───────┴──────────────────────


2.身近なことと視野の広がり

1) 自分の視野を広げる契機(きっかけ)はいろいろある

 −クラブ活動、文化祭・運動会、町内のお祭り、
  各種スポーツ大会・競技会
  オリンピック、パラリンピック、ワールドカップ、愛知万博

 −家族旅行、修学旅行、仲間との旅行、一人旅

 −ボランティア活動
         阪神・淡路大震災(1995年)=ボランティア元年

  ・人はいつか老いる。あらゆる年齢層が気持ちよく暮らせる
   ような心がけ。

  ・障害者とそうでない人々との間の垣根
   ……目に見える垣根と目に見えない垣根
   ⇒ 一つ一つなくしていく工夫・努力 (注1)

 −インターネット……コミュニケーションのツールの一つ

    <仮想現実> から <現実> へ 
    ⇒ 相手と実際に顔を合わせて話をする機会をもつ。


2)他人や先人たちの様々な人生に触れ学ぶことで、
  自分の人生がより豊かになる

 −自分にないものを他人がもっていたり、   ┐
 −他人にないものを自分がもっていたり、   ├ 有形・無形な
 −自分の知らないことを他人が知っていたり、 │ ものの両方
 −他人の知らないことを自分が知っていたり、 ┘

 人と人が出会い、交わり、関わることで、いろいろな発見がある。
 発見することは、楽しみであり、驚きでもある。


3)住んでいる町のことがよくわかると、
  自分の両足が地についた気持ちになる。

 −岡崎市や愛知県など、自分の生活しているところのことを知ろう。

  ○ インターネットのホームページにも参考になる情報が沢山ある。

  ・愛知県

   「愛知県ホームページ」http://www.pref.aichi.jp/
     愛知県の玄関口。
     あいちの統計(各種統計情報)も含まれている。

   「あいちの国際交流」http://www.pref.aichi.jp/kokusai/
      愛知県及び市町村の友好(姉妹)提携一覧を
      地図と一緒に見ることができる。

  ・岡崎市

   「岡崎 City 情報」http://www.sun-inet.or.jp/~massa/
     徳川家康のふるさと岡崎市を、地元の制作者が丁寧に紹介。

  その他、数多くのホームページがある。

 −愛知県は工業や貿易が盛んで、製造品出荷額等は全国一。

  「あいち」といえば、「ものづくり」。


3.人生のデッサン
  注)デッサン:下絵、素描
   (フランス語の dessin に由来。英語では sketch にあたる。)


◇あなたの人生をあなた自身でデッサンしよう。

・楽しみながら、頭をひねくりながら、明日の人生をデッサンしよう。


◇自分の人生に責任がもてるようになると、少しずつ自信がつき
 前向きになる。

・自分でデッサンした人生なら、自分の人生に責任をもとうという
 気持ちがわく。


◇人生をデッサンするための参考書は、いたるところにあふれている。

・あなたの周囲の「ひと」、「もの」、「こと」、「できごと」
 すべてがデッサンの参考書。


1)デッサンを文章にする

−「こんな仕事をしたい」とか、
 「こんな勉強をしたい」とか、
 「こんな人になりたい」とか、
 「こんなところへ行きたい」とか、
 「こんなふうに成長したい」とか、
 いろいろ想像し、思い描き、考えてみよう。

−家族、先生、友人など、身の回りの人たちとあれこれ話し合い、
 相談しよう。

−あなた一人でデッサンしてもいいし、集団やグループで
 ブレーンストーミングしながら各自がデッサンしてもいい。

−人生のデッサンはこのようにするとよい、
 という気の利いた解答はありません。

−自分に合ったデッサンのやり方を、自分で見つけよう。

−そして、文章に書いてみよう。


2)内容を具体化する

−デッサンしたことがらを実現するには何をすればよいか、
 順序立てて考える。

−デッサンしたことがらがとてもむずかしいと感じたり、
 実現できそうもないと感じたときは、落胆しないで、
 「どのように変更すればもっとやさしくなるか」、
 「どのように修正すれば実現できそうか」、
 一つ一つかみくだいて、考え直してみよう。

−できれば、実現するための考えられる方法・手順を、
 箇条書きでまとめてみよう。


4.卒業後の進路

高校を卒業するまでに、高校を卒業してからどうするか、心の準備を
しておこう。


1)やりたいことが大体決まっている人

−進学・就職希望者ともに計画を立て、自己管理しながら生活を送る
 ように心がける。

−親、兄弟姉妹、先生、友人たちにきちんと話をして、自分の進路を
 納得してもらう。

−納得してもらえないより、納得してもらった方がうれしい。
 気分がすっきりする。

−なかなか納得してもらえないからといって、投げやりにならない。
 そんなときは、どうすれば納得してもらえるか、頭をやわらかく
 して、何度も考えてみよう。
 そうして、もう一度、周囲の人たちと心を開いて話し合ってみよう。

−納得してもらえたら、みんなが自分のサポーター。


2)やりたいことが決まっていない人

−とりあえず進学、とりあえず就職、
 というのも一つのやり方、一つの選択。

−自分の進路を決めるのに年数のかかる人は、あちこちにいる。

−人生はいつだって何度でもやり直しができる。
 あきらめないぞ。 Never give up!

−今やっていることがいつのまにか好きになり、それが自分の専門に
 なることもある。

−いったん自分の進路が決まったら、ちょっとエンジンをかけよう。

−「やりたいことが大体決まっている人」と同様、
 親、兄弟姉妹、先生、友人たちにきちんと話をして、
 自分の進路を納得してもらおう。

−そして自分のサポーターになってもらおう。


◇自分のサポーターがいることで、自分の人生に張り合いができる。

◇そうして、自分もだれかのサポーターになろうという気持ちがわいて
 くる。


◇どのような仕事も、どのような職業も、どのような学問も、優劣は
 つけられない。
 それぞれの仕事、職業、学問に、かけがえのない意味がある。

→ 自分の選んだもの(仕事、職業、学問)が一番いいと言えるように
 
→ これまで自分がやってきたこと、やろうとしていることを大切に

→ 精一杯生きているいまの自分を励ましながら

→ 元気よく21世紀を生き抜こう。


5.学問について

−理工系、文科系、どちらも社会で必要とされている。

−専門知識をどのように活用するか、思考の柔軟性・融通性が
 求められる。

−以前は、理工系出身はこれこれの職業、文科系出身はこれこれの
 職業というように、職業選択がかなり限られていた。

−コンピュータやソフトウェア産業などの発展で、企業の希望する
 人材が多様化し、従来に比べて職業(会社)の選択幅が広がって
 きている。

−ある研究成果の学界での評価(つまり学問的な重要性)と、
 その社会的な有用性の認知は、時期的に一致する場合と、
 時期的なずれが生じる場合とがあるので注意。

−職業のための学問と職業としての学問とのちがいをみきわめる。


1)職業のための学問
  〔職業に就つくまでの、または職業に必要な学問〕

 イ)学校で学んだ事柄すべてが、就職してから役立つとは限らない。
   だからといって、勉学がすべて無駄にはならない。

 ロ)就職してから何が役に立つか、学校にいるあいだに、一つ一つ
   自分で確かめる努力をするとよい。

 ハ)大学・短大・専門学校などでの専攻科目、専攻学科は
   いちおうの目安として考える。

 ニ)自分の専攻に束縛される、というよりは、自分の専攻をいかに
   活用するか、という方向で、めいめいの勉学に取り組むとよい。

 ホ)就職した後、仕事上であらためて勉強する必要が生じることが
   しばしばある。
   (たとえば、新しい業務に配属されたとき、各種の資格をとる
   ため、など)

   最近は自己啓発、技能研修、社員教育の機会が増えているので、
   それらを計画的に活用するとよい。


2) 職業としての学問

 イ)専門分野は細分化・特殊化され、個々の分野を世界中の
   さまざまな人々が、日夜探求し、研究している。

 ロ)専門分野は奥が深く、専門家(エキスパート)となるには、
   努力と忍耐が必要。
   そこに、専門家の活躍する余地、活躍する場がある。

 ハ)ある特定の分野の研究をしていて、
   その分野に閉じこもりがちになることがよくある。
   そのような閉鎖的な状態を避けるために、
   ときには、
   その分野を取り巻く周辺の事象(ことがら)にも目を向け、
   視野を広げるように心がける。

 ニ)環境問題その他で、様々な分野を学際的・横断的に把握する
   必要が生じている。
   各分野を学際的・横断的に議論するための仕組み作り、および
   人材育成が現在必要とされている。


6.職業について

−職種(職業の種類)といってもさまざまで、
 事務、営業、販売、企画、広報、経理、総務、人事、技術、設計、
 生産、製造、検査、品質管理、配送、接客、研修、教育など、
 多岐にわたる。

−業種(ビジネスフィールド)を細かく分類し、求職者や就職希望者が
 各々適合する仕事を見つけられるように便宜が図られている。
 たとえば次のように分類される。


          表2 業種分類の一例
 ┌──────────────┬─────────────┐
 │ 1 インターネット・通信 │ 2 コンピュータ    │
 │   ・マルチメディア   │   ・ソフトウェア   │
 ├──────────────┼─────────────┤
 │ 3 ハイテク・技術開発  │ 4 食品・バイオ・化学 │
 │   ・設計・機械     │             │
 ├──────────────┼─────────────┤
 │ 5 環境・エコロジー   │ 6 花・グリーン・農業 │
 │   ・リサイクル     │   ・ペット・動物   │
 ├──────────────┼─────────────┤
 │ 7 医療福祉・ボランティア│ 8 健康・ビューティ  │
 │   ・ライフケア     │             │
 ├──────────────┼─────────────┤
 │ 9 チャイルド・子育て  │10 教育・スクール   │
 ├──────────────┼─────────────┤
 │11 ショップ・フード   │12 ウェディング    │
 │   ・パーティー     │   ・セレモニー    │
 ├──────────────┼─────────────┤
 │13 ファッション・アパレル│14 エンタテインメント │
 │              │   ・ゲーム      │
 │              │   ・アミューズメント │
 ├──────────────┼─────────────┤
 │15 アート・デザイン・出版│16 車・バイク・レース │
 │              │   ・スポーツ     │
 ├──────────────┼─────────────┤
 │17 レジャー・旅・リゾート│18 住宅・リフォーム  │
 │              │   ・不動産・建設   │
 ├──────────────┼─────────────┤
 │19 インテリア・雑貨   │20 インターナショナル │
 │   ・アメニティ     │   ・海外取引・国際業務│
 ├──────────────┼─────────────┤
 │21 SOHO・在宅ビジネス│22 アウトソーシング  │
 │              │   ・オフィスサービス │
 ├──────────────┼─────────────┤
 │23 人材ビジネス     │24 マスメディア・広告 │
 │   ・研修サービス    │   ・イベント     │
 ├──────────────┼─────────────┤
 │25 調査・マーケティング │26 物流・運輸・通信販売│
 │   ・コンサルタント   │             │
 ├──────────────┼─────────────┤
 │27 地域活性化・町おこし │28 ノンジャンルその他 │
 └──────────────┴─────────────┘
  出典:「アントレ」誌、リクルート発行、1998年7月号、p. 7.
                          (注2)


◇ 会社のおもな目標

 (1) 会社の利益追求 → 会社の継続、発展、拡大
 (2) 社員の福利厚生の充実、および社員・株主への利益還元
 (3) 会社が存立している地域社会への貢献


◇ 仕事や職業についての一般的な見方

 ・五年で基本が大体できるようになり、
  十年でようやく一人前になる。

 ・自分の専門の(得意とする)仕事は何か、
  はっきりしていることが望ましい。


◇ テレビドラマにみる主人公の職業

  NHK朝の連続テレビ小説の例:

   天うらら→大工、甘辛しゃん→酒造り、あぐり→美容師、
   ふたりっ子→棋士・豆腐屋、ひまわり→弁護士、他


◇最近のうごき

−メーカーを中心に国内企業の海外進出がすすみ、国内雇用にも影響を
 与えている。

−雇用確保・拡大のための新規事業開拓、資金調達、ベンチャー企業の
 創出が望まれている。

−男女雇用機会均等法が改正された(1999年4月施行)。

−総合職と一般職の導入、および見直し。

−人材派遣、アウトソーシング(業務の外部委託)の需要が
 増してきた。

−SOHOやサテライトオフィス型の就業形態が普及してきた。
   SOHO(ソーホー):スモールオフィス・ホームオフィス


7.暮らしのヒント

1)暮らしの基本にある <三つのワーク>

 (1) フットワーク(足の運び)

  −「被写体に合わせて体を動かす」(写真をとるとき)

     ┌ 写真好きのおばあちゃん 増山たづ子さん(元徳山村)
     └ 写真家 織作峰子さん(注3)

 (2) フィールドワーク(現地調査、野外作業)

  −実際に現地へ行き、直接見て、聞いて、さわって、肌でふれる
   ことで、はじめてわかることは多い。

   百聞は一見にしかず Seeing is believing.

 (3) チームワーク(共同作業)

  −学校や日常生活の様々な場面で、チーム(グループ)で作業する
   ことが多い。

  −ビジネスでは、事業に成功するための新しい基本は、
   共同・協力・提携にある。


2)国際化・国際交流は現在進行形

 (1) 政府・民間ベースで国際交流が進んでいる。

  −愛知県にある民間国際交流団体の数:  403団体
                 2004年3月現在 (注4)

  −国際協力事業団(政府ベース)、海外技術者研修協会
   (民間ベース)による技術研修、他

 (2) わたしたちの回りにさまざまな国の人々が住んでいる。


        表3 愛知県の外国人登録数
           (1996年12月31日現在)
      ┌──────┬──────────┐
      │ 総  数 │ 117013 人 │
      ├──────┼──────────┤
      │韓国及び朝鮮│  51002   │
      ├──────┼──────────┤
      │ブラジル  │  36602   │
      ├──────┼──────────┤
      │中 国   │  11419   │
      ├──────┼──────────┤
      │フィリピン │   5600   │
      ├──────┼──────────┤
      │ペルー   │   3806   │
      ├──────┼──────────┤
      │アメリカ  │   1767   │
      ├──────┼──────────┤
      │その他   │   6817   │
      └──────┴──────────┘
出典:愛知県統計資料「市区町村・国籍別外国人登録者数」より作成。


 (3) 企業の海外進出は活発に行われている。

  −愛知県内の企業で、
   海外に事務所・工場等の拠点をもっている企業…… 452 社
                     拠点数……1606
                 1995年12月末現在 (注5)

 (4) 外資系企業もわが国に進出してきている。

  −愛知県内に進出している外資系企業…… 410 社
                 1995年10月末現在 (注6)
   [親企業の国別内訳]
    アメリカ 195社、ドイツ 63社、イギリス 41社、その他


3)男性と女性がいっしょにこの世界に住んでいる。

 −ものの感じ方やふるまい方のちがい。

  「男と女っておもしろい」 国際ラリーライダー 山村レイコさん
   ⇒ 夫妻でパリ・ダカールラリー完走(2輪および4輪) (注7)

 −男女が共同で、協力して世の中をつくりあげる。


4)1日は24時間、短いようで長い。

 −1日のうち三分の一(約8時間)は睡眠中。

 −眠っているうちにリラックスし、リフレッシュする工夫をしよう。

 −翌日になるべく疲れを持ち越さないように心がける。

                            以 上

                        作成:堀場康一


補注

(注1)
たとえば、エッセイスト 鈴木ひとみさんの講演「車イスからの出発(たびだち)」ウェルフェア '98講演会(ポートメッセなごや、1998年5月16日開催)。鈴木ひとみさんは年間90回くらいの講演をこなし、全国どこへでも車イスで一人で出かけていくとのこと。体験に根ざした彼女の話は、とても印象深いものでした。
(注2)
「アントレ」誌の該当ページの分類には、このほか 29〜33 の項目が含まれますが、業種分類と多少異なるため、ここでは省略。
(注3)
「フォトグラファー 織作峰子の世界」PHOTO EXPO '98スペシャルイベント(名古屋・吹上ホール、1998年4月3日開催)。織作峰子さんは、ご自身がヨーロッパで撮影したカラー写真作品をスクリーンで見せながら、写真撮影におけるフットワークの大切さをアドバイスしていました。
(注4)
『国際交流ハンドブック =あいちの国際交流団体= 2004年度版』財団法人 愛知県国際交流協会、2004年7月発行、によります。
 愛知県国際交流協会ホームページ http://www2.aia.pref.aichi.jp/
(注5)
愛知県商工部編『愛知の商工業Q&A』愛知県産業情報センター、1997、p. 63 参照。
(注6)
同書、p. 71 参照。
(注7)
「富士の“元気”に魅せられて」第120回マンスリーステージ講演会(名古屋市生涯学習推進センター、1998年6月20日開催)。山村レイコさんは、国際ラリーライダーと同時に、エッセイストでもあります。

以 上   




Ver. 2.02 2007/11/11
Copyright (c) Koichi Horiba, 1998-2007